2013年8月14日水曜日

京都観光:島原角屋・臨時公開を見てきました(その2)!!

角屋は、遊郭ではなく、料亭にあたる揚屋(あげや)という業種だった。
揚屋は、置屋から芸子や太夫に来てもらい、お客様に歌舞音曲を楽しんで
もらう店で「もてなす文化の場」であった。
揚屋には、台所、大座敷、広庭、茶室を設ける決まりがあった。

明治以降歓楽街は、「花街」と「遊郭」に分けられる。「花街」は歌、
舞をする遊宴の町。「遊郭」は江戸吉原で歌、舞がない歓楽の町。

しかし、角屋は、時代の変化と交通の便が悪い立地にあり、祇園方面が栄
えて衰退する。平成元年角屋保存会を設立、現在は、「角屋おもてなしの
美術館」として 公開されている。

あじろの間
台所